軒の出がないデザインの住宅を、軒ゼロ住宅といいます。
メリットとしては、地価の高い都市部の狭小地でも居住空間をぎりぎりまで確保でき、コスト面で軒分の屋根材費用や軒裏の設置費用を抑えることができます。また、シンプル、スタイリッシュな外観デザインで、意匠面でも優れているため大変人気です。
軒裏換気についてですが、「通気部材」と呼ばれるもののひとつが「軒天換気材」です。軒天換気材とは、屋根の端部、外壁との交点に取り付けられる、小屋裏や壁の内側に空気を通すための部材です。小屋裏は家の中で最も太陽に近いところであり、さらに、温かい空気は上昇して小屋裏に集まっていくため、特に空気の入れ替えが必要な場所になります。そのため、軒天換気材には空気を通すための穴がたくさん開けられています。ただ、屋根に近いところに空気を通す穴があるということは、その穴からは雨水も侵入しやすいということです。軒を外に伸ばせば雨が吹き込む心配は少なくなりますが、軒を出さないデザインも魅力的です。
お家を建てる際にはメリットデメリットを加味して、検討してみてはいかがでしょうか。