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ZEHとは「断熱・省エネ・創エネ」を組み合わせることで、住宅で使う一次エネルギーの年間消費量が、おおむねゼロの住宅のことです。実際に一次エネルギーをまったく消費していないのではなく、断熱性能と省エネ性能を高めて消費量を減らしつつ創エネ性能を高めて再生可能エネルギーを生み出し、それらを合わせることで消費量が実質ゼロ以下になっている住宅を指します。

今回は、省エネ・創エネを組み合わせてエネルギーを自給自足するZEH住宅について、ご紹介します。

①断熱

高性能の窓や断熱材を利用することで、エネルギー効率を高めます。
室温を一定に保ちやすい構造になっているので、冷暖房を過剰に使うことなく、一年中快適な住空間を作ることができます。

②省エネ

高効率な省エネ機器により使用電力を削減し、エネルギーを上手に使うことができます。
(ZEH対応エコキュート・IH・エアコン・照明 等)

③創エネ

太陽光発電と蓄電池を組み合わせることでエネルギーを創り出し、平常時の光熱費を安く抑えることが出来ます。

また、近年は大型化する台風や線状降水帯による記録的豪雨などの気象災害、規模の大きな地震による被害が頻発しています。太陽光発電などの創エネ設備や蓄電池を活用することで、非常時でも電気が使える安心感があります。

建設の際にさまざまな省エネ設備、創エネ設備を導入する必要がある為、ZEHではない住宅に比べると、初期費用はどうしても高くなってしまいます。ただ、政府もZEHの普及を推進しているため、今後さらに導入コストが低くなることが予想されています。

今後戸建て住宅の建築や購入、改築をお考えの方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。